避雷器 抵抗器

酸化金属抵抗器

金属酸化物抵抗器は、避雷器のコア部分です。酸化亜鉛を主成分とし、少量の酸化ビスマス、酸化コバルト、酸化クロム、炭酸マンガン、酸化アンチモンなどの微量添加物を加え、高温で焼結します。金属酸化物抵抗器の微細構造は、主に酸化亜鉛粒子、粒界層、およびスピネル相で構成されています。その伝導メカニズムは一般に、酸化亜鉛粒子は良好な電気伝導性を持ち、酸化亜鉛粒子に印加される電圧はほとんどすべて高抵抗の粒界層に印加され、抵抗体シートの非線形性は主に粒界層に由来すると考えられています（酸化ビスマスが主成分）であり、粒界層にスピネル相が点在しています。酸化亜鉛と酸化ビスマスからなる複合酸化物です。その機能は、抵抗器がより優れた非線形特性を持つように、酸化亜鉛粒子の成長を抑制することです。